梅雨時期の漆について

明日から6月です。

ジメジメとした梅雨時期に入りますが、漆(うるし)を扱う私たちにとって、神経を使うことがあります。

漆は性質により空気中の水分と反応して乾きます。そのため湿度が高いと早く乾き、乾燥していると乾きにくくなります。急な雨が降るこの時期も湿度が高くなれば、慎重に作業を進めていかなければなりません。

山口陶漆器は陶器(萩焼)に漆を塗っていますが、寒い時期になると表面が冷たくなるので、本来の漆器(木製)に比べて乾きにくいこともあります。

季節に合わせて制作過程を考慮する、そこが職人の上の見せ所かもしれませんね。

 

 

◆今週末の営業時間のお知らせ◆    

 

   6月 3日(土)11:00~17:00 

   6月 4日(日)店休日    

平日は、9:00~18:00まで営業しております。    

皆さまのお越しを心よりお待ちしております